技術情報
ローラーポンプ豆知識⑦:ローラーポンプの修理・新品どっちがいい!?
お客様のご依頼で、長くご利用頂いている製品の修理を受けることがあります。
大事にご使用頂いていることは、とてもうれしいのですが、まだ使えるからと思っていたら…
うん? 故障か? 困った、製品が止まったら生産が止まるぞ?
仕方がない。修理するしかないか~ 10年前だからな~
どうするのがよいでしょうか。修理・買い替えそれぞれの特徴は?
【修理の場合】
◇製品を送っていただき故障診断をおこないます。
◇加工部品である場合は修理可能性は高いです。
◇モーターなどの電気部品の場合、生産中止・後継機種がない場合があります。
例:ブラシレスモーターの寿命:寿命の目安時間[h] 40000h=4~5年(無負荷)
電気部品はおおよそ5~10年でモデルチェンジし、在庫限りになります。
*ポイント*
ポンプの運用を止めないためには、定期的(1-2年ごと)にオーバーホールのご依頼をおすすめします。
おかしいな?というときはぜひ取説をご確認ください。 取説は弊社Webサイト各製品ページにもあります。 |
【結局、どうするのがいいの?】
◇ご購入からだいたい5~10年(もしくはモデルチェンジする)まで:
1~2年ごとにオーバーホールがおすすめ。
故障したら修理で対応できる可能性大。(内容によります)
◇ご購入から10年~(もしくは生産終了品の場合):
ポンプごと買い替えをおすすめします。
理由…部品が入手できれば修理可能性ありだが、他の部品やリード線なども経年劣化。
生産終了品の場合は(今回故障していない部分含め)部品の入手が困難になる。
修理の方が安く済む場合でも、度重なると安く済まない可能性が…!
こちらに過去に販売した主なポンプとその後継機種をまとめました。
いかがだったでしょうか。
少しでも皆さまのお買い替えなどのご参考になりましたら幸いです。
実際には、お客様のご事情やポンプの大小(価格の多寡)によっても色々な答えがあると思います。
また、古いポンプでも部品在庫があれば対応させていただけることもあります。
ご相談がある場合はお気軽にご連絡ください!いつでもお待ちしています。